きょうのよりみち

身の丈、ときどき背伸びの日々。

わたしたちの読みきかせタイム、あとどのくらい?

今週のお題「読書感想文」こんにちは。よりみちです。

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夫、娘、私、かぞく全員、21時にベッドに入ります。夫が5時や4時に起きて活動し始めるので、影響されて、私5時半、娘6時に起床。何をしているのかというと、夫はコーヒーをいれ、プロスピ、そしてずっと続けているマラソン。娘は春からはじめたスマイルゼミをして、好きなことを。私は、じぶんも早起きしないとなんとなく気まずいから?というのが本音かもしれない。じぶんの部屋があるわけではないので、せっかく早起きしても集中してひとり時間を楽しむというより、お世話タイムがスタートするかんじ。でも、早起きってなんだかかっこいいと思うし。家事を早くスタートすることで、こうしてブログを書いたり、昼間の時間を大切に使えるんだから、やっぱり早起きっていいなと思う。そんなこんなで自然と夕方くらいから眠くなり、19時くらいにはもう寝たいなという日も。そのまま寝ちゃう日も、たくさんある。笑

 さて、娘も小学二年生になり、じぶんで読書することも増えました。読み聞かせ、まだいるかな?と思ったりもしますが、お互い元気のある日はできるだけ寝る前の読み聞かせタイムを。今日は、わたしたちのお気に入りを3冊ご紹介します。

 

一冊目は、シャーロット・ゾロトフ「いつかはきっと・・・」(ほるぷ出版)。

いつかはきっと…

いつかはきっと…

 

娘が3歳くらいのときに買った絵本。この絵、アーノルド・ローベルが描いてるんです。アーノルド・ローベルといえば、小学校の教科書で読んだ「おてがみ」。大好きだったんです。娘も昨年、音読していました。ほら、アレです。がまくんとかえるくん!かえるくんたちの絵はかわいいというより渋めで。でもでも、この本の絵は女の子がよろこびそうなとってもかわいいじゃないか。

シャーロット・ゾロトフの本は初めてでしたが、これまたとってもチャーミングなお話で。「いつかはきっと___なるんだわ」、「いつかはきっと__する」、エレンという女の子の、“いつかはきっと”という愉しい希望がぎゅっと描かれています。絵と内容が絶妙にマッチしていて、ちょっぴりヘンテコで。こどもらしい、かわいくておもしろい世界観がたまらないのです。もう絶版なのかな?みつけたら、ぜひ手に取ってほしい一冊です。

 

ニ冊目は、たかどのほうこ「まあちゃんのながいかみ」(こどものとも絵本)

これも、娘が幼稚園のころからのお気に入り。

みじかいおかっぱ頭がかわいいまあちゃん。仲良しのおともだち2人は髪の長いのが自慢。これからもっと伸ばすと話す2人に、まあちゃんは自分はもっともっともっとのばして・・・その、うんと長い髪の毛で、どんなに楽しいことをするか語ります。橋の上からおさげでさかなつりをしたり、からだに巻いて寝袋のようにして木の上で眠ってみたり、みんな想像をとびこえたあこがれの長い髪の使い方に、大人もこどももわくわく、ぷぷぷ。ともだちたちは、現実的に洗うことや、とかすことなど、次々と心配してくれるけれど、そんなのへっちゃら。うんとユニークなこたえに、2人も読者もわくわくしてしまいます。終わり方も、好き。ほっこりとか言いたくないのだけれど、さらっと、やさしい。三人の関係、いいなって。まあちゃんシリーズは、ほかにもあるけれど、このお話が一番好き。表紙もとってもかわいくて、娘のおともだちの誕生日にもプレゼントしました。

 

三冊目は、最近の読み聞かせのお気に入り。芹澤桂さんのエッセイ「ほんとはかわいくないフィンランド」。

先週、ひとり時間のお楽しみ用に買った文庫本です。フィンランド人と結婚し、フィンランドで出産・子育てされている芹澤さんの、リアルなフィンランド生活をまとめた一冊です。表紙は、かわいいです。でも、かわいくないフィンランドを紹介してくれるんです。芹澤さんのさっぱりとした文も、かわいさを追求していなくて、よいのです。

続きが早く読みたい、という気持ちと、少し前に益田ミリさんの「ちょっとそこまで旅してみよう」を一緒に読んでいたこともあり、この本も試しに読み聞かせしてみると娘もハマり。難しい言葉は、簡単な言葉に置き換えて説明しながら読むから、娘にはこの本のおもしろさは100%は伝わっていないけど90%くらいは共有している気がする。まだ半分も読んでいないけれど、楽しみ楽しみ。

実は、日本から一度も出たことがありません。独身時代、やりたい仕事をして、好きな街に住んで、欲しいものを買っていたら、旅の資金は貯められず。結婚後も国内旅行はしたけれど、よしっと、はりきって台湾旅行を計画していたら、諸事情で行けなくなってしまったり。ご縁のないまま、今にいたります。チャンスはあったのにね。行動力の無さを痛感。とほほ。

アフターコロナには、どこかに旅立つぞ。夫はサウナにハマっているので、フィンランド旅も、そんなに遠い夢じゃないかもしれない。

がんばれない日もあるし、ゆるーく続けてきた読み聞かせ時間。いつまでいっしょに寝てくれるかな。いつまで、リクエストしてくれるかな?私たちのこんな時間、あとどのくらいかな。昨日は「私の家政夫ナギサさん」最終回。録画してあるので、学校から帰ったら、娘といっしょに観る約束。いっしょにドラマを楽しんだり、お茶したり。新しい楽しみが広がっている。そのうち、娘のオススメの本を貸してもらったりする日が来るのかな。それもそれで、楽しみだな。私も、娘も、いい本にたくさんであえるといいな。うん、夫もね。

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