きょうのよりみち

身の丈、ときどき背伸びの日々。

放課後の成長記録

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こんにちは。よりみちです。この写真の消しゴム「AIR touch」、ご存知ですか?宿題をするたびに、荒れに荒れていた一年生の頃、「キレイに消せないストレス」から解放してくれた消しゴムです。そろそろ来年の入学準備も始まる頃だし、毎日がんばっている一年生たちも疲れが溜まるころ。今日は、毎日がたたかいのようだった一年生の放課後をふりかえって、誰かのお役に立てればなと思います。ちなみに一番荒れたのは、運動会の練習シーズンでした笑。

 

さて、消しゴム。入学準備をするときは、かわいい消しゴムがたくさんあるし、モチベーションアップにかわいいのを使ってもいいよね!と思っていました。定番のMONOや、まとまるくんでもかわいいのがたくさんあるし、文房具選び、楽しいですよね。でも、一年生って、とにかく力が弱い。女の子だから?うちだけ??がんばって消すんだけど、きれいに消せなかったり、紙を抑える力も弱いからか、消しゴムの勢いでぐしゃぐしゃになってしまって、号泣することも。そんな悩みから救ってくれたのが、この消しゴムでした。ありがたや〜!力が弱めのお子さんで、うまく消せずイライラしてしまっているようならオススメです。

 

一年生の頃は、とにかく疲れるらしく、帰宅するともうクタクタ。クタクタすぎて、音読すら取り掛かるのに時間がかかり、どうしたものやらの悩める日々でした。先におやつを食べたり、いったん休憩を挟んだり。苦手なものから取り組んだり、簡単なものから手をつけたり、二人で試行錯誤。

娘の場合、学校は楽しい。でも、学校で真面目にがんばっている分、とにかく疲れるようで、宿題がしたくない。でも、「しないで行く」なんていう自分も許せない。自分に厳しい娘は、平仮名や、漢字の練習ノートも「きれいに書けない」ことがこれまた許せず。書き直して、書き直して、自暴自棄。。そのうち、ノートが破れたりグシャグシャになり(これは消しゴムで解決しました◎)、だらだら時間だけがすぎ、わざと汚い字を書き始める。もう涙も止まらず、カオス。

「とりあえず、一旦全部書いて、それから気になるのだけ直そうか」と提案したり、まずは自信をつけよう!と「これ、すごいうまく書けてるね!わー!こっちも!!」と褒めまくったり、いろんな作戦を試しました。

きれいな文字が書きたい問題は、成長と共に運筆が上手くなり改善されました。今では、2〜3文字書くごとにどれが綺麗かしゃべりだすし、一文字ずつ丁寧すぎるので、これまた進まないです。でも機嫌はいいので、よろしい。がんばれ。

計算カードはこれまたタイムを気にしてほかの子と比べて、大荒れ。ひー。計算カードのタイムなんて、本当に速い子ももちろんいるけど、最初の順番通りのまま「5+6=11、5+7=12」(答えは1ずつ増える)の人もいるし、ランダムに並び替えてる人もいる。式を読み上げる時間を短縮しようと式は目で見て答えだけ声に出すタイプも。カードをめくるスピードや早口で言えるかも影響してくるし。娘はタイムに一喜一憂し、かなり気をとられていたけど、正しい答えを計算したり、覚えるためにやっているわけだしねぇ。タイムはその次に目指すとこやん!て思うけど、気になっちゃうらしい。一年生の、まさか、ここでつまずくとは〜。夢にも思っていませんでした。娘は3歳から英語、5歳からピアノとスイミングを習っていました。大阪から引っ越すタイミングで、いったん全てやめてそのままのんびり。コツコツ毎日の練習が苦手なのでピアノは不向きっぽかったけれど、英語は他の人がお金の無駄かも、、と悩んでいたときにも我が家ではけっこう身についている実感があり、記憶力も良かったのでまさか算数に苦手意識を持つとは。マイクラでいつもすごいの作ってるから、空間認識は鍛えられていることを祈ります。でも、基礎の基礎だからやるしかないね笑。ピンチはチャンスだよね。苦手意識が生まれてるってことは、ここでがんばれば自信につながるじゃーん。

 

もともと賢い子もいるけれど、計算が速い子は、学校以外でも努力している。娘の周りでも、年少のときから毎日くもんの宿題を頑張っている子がたくさんいました。うちはうち、よそはよそなので、周りと比べすぎるのはよくないけれど、周りの子たちが学校に行く前や放課後に、どんなことをしているかな?と一緒に考えてみました。

娘が踊ったり、絵をかいたり、マイクラしたり、YouTubeを見ている間に、サッカーやスイミングをしている子もいるし、くもんや英会話に行っている子もいる。そして宿題をしている。がんばっていることも違うし、得意なことも違う。1日はみんな24時間だけど、過ごし方はそれぞれ。どうなりたい?どうしたらいいかな?とにかく、いっしょに作戦を考えて、やってみました。くじ引きや、あみだくじで順番を決めたり、サイコロのでた目の数だけ漢字を書いたり、洗濯物たたみと計ドノートの勝負をしたり。くじを作ることに情熱を燃やして時間がかかっちゃうし、集中してサクッとやるのが一番だけど、そのやる気が出ないので、なんとか楽しんで取り組む作戦です笑。問題にぶち当たった時、自分なりに考えて工夫して見ることが大事だと思うので。あーーー。へーーーー。と思う時にも、そのまま失敗してもらいました。嗚咽しながら泣いて、もう自分でも何がなんだか分からなくなるそんな時には、コチョタイム。別室に二人でいき、気分を切替えられるまで、くすぐり合う。集中できない・やる気が出ない時には、タイマーをかけて10分とか15分ごとにダンス休憩を入れて踊ったり。計算カードのタイムを縮めるには、集中できるメンタルが重要。早口も大事だし、間違えても「無心」で次の問題に取り組む。やりたくないオバケに心を支配されていたら、速いタイムは出せないことに気がついてくれました。

うまくいかなくても、暴れない。苦手なことには、人より努力が必要。くやしいときには泣いてもOK。泣いてもいいけれど、やらなきゃいけないことは、変わらない。泣くとちょっとスッキリできる。でも、あんまり泣くと目が腫れちゃうこともある。物や人に当たるのは絶対にNO。怒りや暴れることで思い通りにしない。嫌な気持ちも、楽しい気持ちも、伝染する。八つ当たりしたり、不機嫌にしていると、周りも不機嫌になる。もしくは、そういう人の周りには、そういう人が集まってくる。そういうふうにできている。大人も子どもも大変だよね〜。でも、楽しいこともたくさんあるよね〜。そんなことを伝えながら、実感してもらいながら、なんだかんだで落ち着きました。ほっ。よかった〜〜〜!学校に慣れたっていうことなのかな?

 

そして、ちょっと自信をつけて、頑張りたくなった2年生の春からタブレット学習のスマイルゼミを始めました。まず、スマイルゼミのミッション(1日のノルマ。これは親が設定できます)を朝のうちに済ませる。お風呂に入るのも面倒らしいので、帰宅したら、遊びに行かない日はすぐお風呂。おやつを食べたら、音読と計算カード。この2つは勢いよくやれば5分で終わることに気がついたそう。(よくぞ気がついた!!!)漢字ドリルや計算ドリルは授業の余った時間や休憩にやっちゃう。(これはどういう感じなのかよくわかんないけど、学校でやってきた!とうれしげにしています。)日記は週末だけなので、なるべくネタを提供する。朝食作りに誘ったり、ちょっとした外出をしたり。

宿題をやるときの最近の合言葉は「やれば〜」「終わる!!」。そうです。やれば終わるんです。そして、好きなことをたっぷりできる。この一年で、めちゃくちゃ荒れたし、泣いたし、私も毎日憂鬱でした。が、毎日繰り返すなかで、娘も「やれば終わること」、「早く終わればたくさん遊べること」を学んだのだと思います。2年生は週に一度6時間授業の日もあるので、その日はいつもより遅く、疲れて帰るので、「前日のうちに計算カードと音読を済ませておこう」という知恵もつきました。そうそう、今更ですが私もちょっと知恵がついて。娘が帰宅する前に、夕飯を仕込んでおくと、割と心穏やかに対応できるので、副菜はなるべく早めに準備しておくことに。

 

我が家は宿題だけで手一杯だったので、これで習い事もたくさんしてる子たち、本当にすごいと思う。みんな頑張ってるなぁ。。と、焦りを感じることもありますが、よそはよそなので。

 のんき過ぎるかもしれないけれど、娘なりのいいところをしっかり伸ばしていってほしい。苦手なこともちょっとずつ成長が見られるので、子どものうちに自分らしい楽しい時間を過ごして、好きなことをみつけてほしい。もう一つくらい、習いごとを始めてもいいかなと思っているけれど、絵をかいたり、マイクラしたり、リカちゃんで遊んだり、そういう今も楽しんでほしい。鬼滅ブームに乗れていない娘は、Amazonプライムで「けいおん!」にハマっています。あと、フルーツバスケット(この回はちょっとな〜っていうときには、早送りしたり、その回をとばしたりするけど)。楽しくないことや、やりたくないこと、ストレスなこともどうしてもあるけど、自分なりの楽しみと発散方法をうまいこと見つけていっておくれ。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ではまた!

 

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