きょうのよりみち

身の丈、ときどき背伸びの日々。

2度目の転勤と引っ越し

こんにちは。よりみちです。

二度目の引っ越し(大阪から東京編)について。まー、大変でした!大阪にいる間に、筋トレに目覚めた夫。「Gジムに通いたい!」という思いで、なんとGジム縛りの家探しです。え!年長の子のいる引っ越し、、学区とか重視じゃないんだ、、衝撃。とはいえ、さいたま市は教育環境として良さそうだし。Gジムがあって、予算内で住めるかな?と、まずは埼玉へ。

前回は午後からの家探しでしたが、このときは6時台に大阪の家を出て新幹線に乗り、9時には大宮駅に。やる気満々の物件探しの旅、スタートです。今回は娘も成長したので、「対面キッチンがいい!」「こども部屋がほしい!」と新生活に夢ふくらむリクエストが。春に、ディズニーランドとシーに旅行していたこともあり、「ディズニーランドに近くなる」「東京にも仲良しの友だちが引っ越してる」という彼女なりのワクワクもあり、思っていた以上に楽しみも見つけているようで、ほっとしました。本当は、みんなと卒園したかったよね。なんて思っている間に着きました。

よし、絶対いい部屋見つけるぞ!と意気込む。が、しかし。埼玉と東京では会社の家賃補助の上限額が違うのです。えーーー。会社の優しさなんです。会社の近くに住めた方がいいよねって言う。どのくらい差があったっかというと、上限額の差5万円以上。大きい、、。いやいやいやー。大宮はそんなに安く住めない。それでも一応、実際に見てみないことにはわからないし。予算内で探すと、まぁまぁ古い(大阪の家も築16年くらいだけど)、もしくは立地が駅から遠かったり、想像よりずっと厳しい。資料でいいなと思っていた物件は既にうまっていた。あまりに厳しいので、Gジムには自転車で行こうか、、と近隣の違う駅にも広げてみるけど、ない。一軒だけ、少し狭いけれどすごく好み!古いけど、デザインや植栽が好き!というところもあった。でも、Gジムだけでなく、駅も遠い。「駅までに汗だくになるのは避けたい」というのが、譲れない条件。

一つ前のブログにも書いたけれど、前回同様、①駅近 ②日当たり・風通し ③開放感が優先したい条件です。お昼まで大宮〜さいたま新都心・北与野エリアで探したものの、見つからない。これ以上はなさそうなので、都内に移動して、第二希望の中野エリアで探すことに。そうです。中野にもGジムがあるのです。すごく真剣に筋トレに向き合う人たちが集まる憧れのトレーニング場所なんです。いつか通うぞ!という話をいつも聞いていたので、なるべくなら叶えてあげたい。

候補のエリアを変えてる?

一旦、都内にある不動産屋さんのオフィスに移動し、作戦会議。見学する物件をもう一度調べてもらう。前回は二日間で決めたけれど、今回はなぜか一日しか不動産屋さんの予約をしておらず。多分、前回の楽しい雰囲気で同じように見つかると思ったのだ。やばい。東のエリアならわずかだけれどオススメ物件があるらしいのだけど、会社に近すぎてちょっと、、という夫。通勤にはかなり便利だけど、便利だから同じ会社の人がたくさん住んでいる。そうすると、お付き合いも発生する。お付き合いも大事だし、楽しい。でも、オン・オフしっかり分けて、オフは趣味もあるし、家族と過ごしたい夫。会社から離れて、西がいいんだけど、なかなか見つからない。中野では見つかりそうもなく、すでに3時。あせる。わたしも夫も、不動産の運があると思い込んでいたところもある。Gジムからは離れて三鷹西荻の物件を見せてもらうことに。

 

暮らしにフィットする?想像してみよう

三鷹駅、初めて降りました。すごく素敵!大好きな吉祥寺も近いし、先に転勤した仲よしの友人も住んでいる。きたっ。ついに、みつかるのかも!むしろ、まだ物件見てないけど、この街に住みたい!ここに決めたい!駅からは少し歩く。でも、新築物件。コンクリートなデザイナーズ。やばい。かっこいい。オシャレ!ドキドキしながら、お邪魔します。あ、、エレベータはない。ステキな階段を上り、いざ室内へ。すごいお洒落なんです。素敵なんです。でも、部屋数も広さも、収納もたぶん足りない、、。これから一緒に住もう!とか、広めのひとり暮らしには最高だと思う。でも、我が家の家具とはテイストがちがう。おそらく、建物のかっこよさも家具の良さも半減する。てか、荷物が入りきらないよね。うわーん。残念だけど、急いで次の物件へ。

次は、最後の物件です。どうしよう。もうすっかり夕方。わたしは中央線沿いには疎くて、西荻に行くのは二回目かな。こけしやのあるところ!(いとうまさこさんの本で読んだ)のらぼう!(友人がよく行ってた)アンティークショップ?というかなりざっくりとしか知らない。夫は大学時代に住んでいた思い出の街で、あちこち懐かしい様子。連れて行ってもらった最後の家は、ちょっと不思議な賃貸併用住宅。オーナーさんが同じ建物の1階に住んでいるのです。わたしの中目黒でひとり暮らしをしていた家もそうでした。ドアを開けると、広い。そして物凄い収納。大容量のウォークインクローゼットに、2畳くらいの納戸?もある。2LDKだけど、広い。そして娘の憧れ「対面キッチン」がある。床や建具の色も大阪の家と似ていて、家具もたぶん馴染む。花柄の壁紙や出窓など、ちょっと可愛すぎる。プーさんみたいだなと思った。要所要所のキーカラーがハチミツ色なのだ。でも、なんとかなる気がした。西荻の街も、この部屋も、おもしろそう。

もう、ここだね。これ以上はきっと無い。すっかり日が暮れた頃、ようやく決まり、ほっとしました。ホテルは大宮です。遠いなー。とりあえず決まったし、もうお腹ペコペコだし。駅前の焼き鳥屋で夕飯に。

 

ドタバタで決め、引っ越してからも、残り半年だけ通う幼稚園探しに、そして、夫の「娘のために、入学までに家を買おう!」提案で毎週末のマイホーム探しとバタバタの2018年でした。西荻のママさんたちも先生も、短期間のお付き合いなのに、とても親切だったな。そして、素敵な街だった。美味しいお店が本当にたくさん。大家さんも優しい方で、お土産やお裾分けをいただいたり、手作りの柚味噌をいただいたりもした。もうこの街に住み続けられたら♡のステキな街でした。買えないけど。笑

実家があるとか、おばあちゃんちがの土地がある、とか羨ましすぎる。そういうのって、子供の頃から当たり前だから、家を買うぞ!とか、独り立ちするぞ!って言う時まで気がつかないけど、そのありがたさ、噛み締めたほうがいいよ。そして実家で暮らしてるなら、自由に使えるお金も多いけど、就職したらある程度貯めておいた方がいい。地方で実家に暮らす独身の弟に言いたい。本当、貯金しておいて!

もう引っ越したくはないんだけれど、転勤にも引っ越しにも、楽しい思い出もたくさんある。引っ越しを通して、はずかしがり屋の娘も、自信をつけ、ちょっとずつたくましくなっている。たぶん、私も、そして夫もそうだと思う。各地に、好きな人や好きな場所が増えた。

でも、子どもたちのことを思うと、この制度、そろそろなんとかならないかな?と思ってしまう家族です。

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