きょうのよりみち

身の丈、ときどき背伸びの日々。

贅沢な日曜日のモンブラン

こんにちは。よりみちです。今日はとびきり美味しいものを食べよ!と決めて、ちょっと贅沢なお菓子屋さんへ。遅めの朝ごはんを食べてから行ったので、お店に着いたのはちょうどお昼前。コロナ対策で店内は2、3組ずつ入店。週末なので、外で並ぶこと30分くらいかな。15分くらいで買えるだろうと思っていたら、思いのほか時間がかかった。若いファミリーも、お父さんも、お姉さんも、幅広い層のお客さんが並んでいた。みんなワクワク、そわそわ。どうしようかな。何にしようかな。並んでいる他の人たちは、何を買うのかな。そんなことを思いながら、いつもはここのシュークリームを楽しみに来るのだけれど、今日はモンブランを食べてみようと心に決めていたのです。今週は平日の支出を抑えたし、昨日、広島の実家から送られてきた世羅ワイナリーのワインとたかのりんごジュースもあるので、お昼はここでパンも買うぞ!と、はりきって。ふふふー!

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パンが好きなのだけれど、最近はお米メインの生活で、パンを食べるのは月に数回。たまにしか食べないからこそ、美味しいパンが食べたい。どうしても。トマト、エピ、クロックムッシュ、そして写真には写ってないけれど、バゲットノアという胡桃の入ったバゲットを買いました。バゲットノアが大好き。あってよかった。他のパンは娘の好きなエピと、夫が喜びそうなチーズのパン。ほとんどのお客さんはケーキを目的に来ているようだけど、バゲットノアもバゲットも残り1本ずつだけになっていたので、ひとつ前に並んでいた男性が、バゲットを注文した時には、ドキドキしました。お昼だし、無事に買えて、ほっ。

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お目当てのモンブランもありました。ガトーバスクと、カヌレも。松浦弥太郎さんと長尾智子さんの「独白ニュースレター」という本が好きで、その中に「バスク地方」の話が登場する。そしてこれまた随分前に雑誌「ku:nel」でバスク地方の特集があり、「バスク」という響きにワクワクしてしまう。あ、バスク風チーズケーキのバスクですね。バスク地方というのは、スペインとフランスにまたがる地域だそう。ケーキも美味しいけど、このお店の焼き菓子がとても美味しくて大好きです。ショーケースの上に並んでいる焼き菓子(このガトーバスクとかカヌレとか)もすごく美味しいけど、入り口すぐにある日持ちのする焼き菓子も美味しい。美味しいしか言えないのか!って感じだけど、「美味しい」が止まらない。

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 モンブランが好きなのかというと、実はその逆で。あまり得意じゃないから、自分で買うことは基本的にないんだけど、少し前に夫と話していたら、「秋だし、人気のケーキはモンブランらしいし、一回食べてみよう」ということに。ひとつ500円だし、3人でデザートにシェア。ん!!!美味しい〜!モンブランが好きになったのか。それとも、ここのモンブランがとびきり美味しくて好みだったのか。普段食べないから、そこはよくわからないけど、とにかく至福だった。

遠くにも行かない、予定のない週末。人によってはつまらないかも。でも、私は何もない週末もけっこう好きだ。旅行もいいけど、家が好きなので、こうして家で美味しいものが食べられる、のんびりした週末が好き。しかも、美味しいパンとお菓子があるなんて、最高じゃないか。

これまた少し前に、友人と、「最近のケーキって高いよね!」という話になって。確かに、家族分を買うと結構な金額になる。でも、物凄い心折れた日とか、美味しいケーキで救われることがある。ここのケーキを食べるたび、この街に住んでよかった!と思ってしまう、わたしの大事なお店。広島生まれで、ここは縁もゆかりもない街だけど、メディアで見るよりずっと暮らしやすい。大阪も東京もそうだったけど、住んでみないと分からない楽しみがたくさんあるね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。ではまた。

 

 

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